『患者さまのためにできること』を日々考え実践し、理学療法の専門性を高めるために、様々な分野にチャレンジしています。
スタッフインタビュー
高校生の頃、インターシップで見た理学療法士の姿に感動して、この仕事を目指しました。学校で実習を重ねるうちに、どんどんのめり込んで行き、卒業後ももっと広く深い経験をしたいと考えていました。就職活動の時に、当院には『ボバースコンセプト』をベースにした、ヒトの姿勢や運動、知覚や認知を考察して取り入れた特殊手技を鍛錬して取り入れていると知り、ここで仕事をし学びたいと思いました。
今は、憧れたこの手技を勉強会で詳しく学べることに感謝しています。スペシャリストである先輩方の実際の手技を見て、実技練習を行い、詳しい説明を受けて直接質問できるため、大変勉強になるのです。
将来ここで磨いた技術を持って沖縄に帰り、地元に貢献するのが、今の夢です。
入職して、まず悩んだのは、コミュニケーションでした。会話が困難な方とのコミュニケーションは、実際は非常に難しく、リハビリを拒否されたこともありました。しかし、先輩のサポートに救われて、この難問をクリア。さらに実技やコミュニケーションを重視した研修や勉強会が充実しているので、自分を上手く伝える技術なども身についてきました。
回復期を看る病院だからこそ、状況を受け入れられないなど、患者さまが抱える課題と最初の困難があります。そこから一緒にリハビリして、回復する過程を看続けられるやりがいの大きい仕事が僕は好きです。リハビリの結果は少しずつ出るので、その少しの進歩を患者さまと担当チームみんなで喜び、退院までの励みにもしています。患者さまの「出来た!」という喜びの笑顔は、最高です。
新人には、一人ひとりにスーパーバイザーが付いてくれています。業務後には、業務記録や資料作成をしていますが、この内容について、スーパーバイザーがフィードバックをしてくれるので、翌日以降のリハビリ内容やその他の業務に活かしています。担当の患者さまと交流を深める為に、患者さまの趣味について情報収集をするのも、この時間に行っています。どんな場面でも、相談を気軽に受けてくださる先輩がいる環境は心強いです。
業務以外では、先輩も同期も一緒に飲みに行ったり、食事に行ったりと仲良く過ごしています。当院は、全体の仲が良いのです。勉強会や業務外での広い交流が持てるのも良いところだと思います。
仕事も、人間関係も楽しい職場は、僕を前向きにしています。
患者さま一人ひとりの退院後の生活を考え『意味のある活動』を大切にしています。
スタッフインタビュー
着替えや食事からトイレ、買い物などの日常生活を自力で行えるようにリハビリをする作業療法士。様々な作業や訓練を通じ、自宅での生活に必要な動作を獲得して頂いています。心の内側も一緒にリハビリできるように、患者さまの状況を見極めながら、広い視野で対応しています。
大学受験対策で通っていた進学塾の講師から、作業療法士の仕事内容を聞き、進路を決めました。大学では、高校までに習わない人体についての詳しい勉強があり、難しいと感じたのを覚えています。それと、2か月に及ぶ実習とそのレポートに苦戦したのも、今となっては良い経験です。この実習では、患者さまが学生だからと気を使ってくださったのを覚えています。しかし、医療従事者となってからは、自分から患者さまに歩み寄ることが大切です。1対1で担当するため責任は大きいですが、患者さまと深い話をしたり、趣味を共通したりと楽しみが多いのです。打ち解けてきた頃、患者さまがリラックスした瞬間の表情や目標を達成した時の笑顔を見るととても嬉しくなります。
整形疾患の患者さまから、脳血管疾患の患者さまと様々な状況の方に日常生活で必要なリハビリを担当しています。作業療法士の仕事をしていると、患者さま本人の気持ちとはそぐわない時期に、リハビリを開始しないといけないギャップに対面する辛さもあります。しかし、リハビリには適したタイミングがあり、そのタイミングで行わねばなりません。この最初の困難を超えて、患者さまと一歩を踏み出すのです。目標にしたことができると、患者さまの笑顔が見れたり、感謝の言葉をいただくときもあります。リハビリテーション以外の場所で、声をかけていただけたときは、馴染んでもらえていると感じてとても嬉しくなります。 当院では、医師・看護師とリハビリ担当がチームとなり、治療とリハビリを行っています。仲間との連携も円滑で、業務が行いやすいのも良いところだと感じています。
当院に入ってすぐ、患者さまとの接し方や病院のことなど基本的な研修をしっかり受けました。その後、先輩方が親身になってサポートしてくださり、仲良くしてくださるので、大変な仕事があっても楽しく働けています。
僕の将来の夢は『縁側でひげを触りながら、お茶を飲む』という、のほほんとした老後です。リハビリにおいても、技術向上だけではなく、僕と一緒にリハビリしてホンワカしてもらえるような、パートナーになりたいなと思います。
学生の方に伝えたいことは、勉強も大事ですがたくさんの経験をしておくと、働くときに役に立つので、遊びを通して見えることも大切にして欲しいです。多様な世界観や趣味、情報を持っていると、様々な方と話が弾んで楽しいですよ。
患者さまの声に耳を傾けながら、他者とコミュニケーションが取りやすくなるためのより良いアドバイスが行えるように、日々研鑽しています。
スタッフインタビュー
「聴こえ難い」、「発声や発音が困難」、「言葉が出てこない」などのコミュニケーションの問題や、摂食や嚥下に問題を抱えている方へ、話す楽しさや、美味しい食事をする喜びを取り戻していただくためのリハビリを担当しています。
高校時代から、医療職に興味を持ちました。食べることが好きなのですが、後遺症などで嚥下ができず、食事を摂れない人がいると知ったときは、「最高の喜びでもある食事ができないなんて!」と、大きなショックを受けました。どうして、その状態になったのか、どうしたら美味しい食事が出来るようになるのか、考えました。
それともう一つ、幼い頃に軽い難聴だったこともあり、音や言葉が聞こえないもどかしさや、上手く話せない辛さも共感できました。だから、言語聴覚士の仕事を知った時に、ピンと来たのです。運命的でした。
この道を選んだものの、専門的に学べる学校は数少ないのが現実でした。勉強は大変でしたが、将来多くの人に喜びを与えられるのを夢見て頑張りました。
実務に就いて、担当した患者さまに拒否された時はショックでした。でも、くじけるわけにはいきません。私の担当だから、私を受け入れてもらうことから始めました。今では、その経験を基に初見を大切にし、一緒に頑張って行こう、一緒に楽しくお話しして笑おう、美味しい物をお腹いっぱい食べよう!と回復の目標を持って、決して楽ではないリハビリ期間に入っています。少しずつでも、一歩進む度に患者さまと一緒に喜んでいます。
学校の教科書にない事がたくさんある現場ですが、困ったり悩んでいるときは、優しい先輩が相談に乗ってくれます。経験していないと分からない事は多く、患者さまの抱えるものは単純な問題ではないため、先輩のアドバイスはとてもありがたいです。辛い時も乗り越えてきたのは、先輩方のサポートを受けられたからだと思います。
現在、言語聴覚士は日本の需要に追い付いていません。必要としている患者のみなさんに、最適なケアとリハビリが行き届く日を夢見ています。その一つとして、地域に特化した医療として、訪問でのリハビリにも従事したいです。
今、わたしはとても充実した毎日を過ごしています。患者さまと一生懸命に回復を目指す時間、同期とランチを食べ、先輩と仕事について話し合う。まだ学ぶこともあるので勉強も怠っていません。オフの時間には病棟の仲間や先輩と食事や飲みに行くこともあります。
仕事が充実するために、オフの時間も充実できる環境で、沢山の人の元気な生活を実現して行きたいと思いませんか?一緒に活躍できる仲間が増えるのを楽しみに待っています。